名目GDPから見る日本と米国

失われた30年になろうとしている日本

上:日本の名目GDP推移

 
下:米国の名目GDP推移

(出典)世界経済のネタ帳

日本と米国のインフレ率

上:日本のインフレ率推移

 
 
下:米国のインフレ率推移

 
(出典)世界経済のネタ帳

日本の経済力は現状維持バイアス


(出典)厚生労働省「経済社会の推移と世代ごとにみた働き方」より 学歴別就職者数の推移
 
1950年代~70年代の日本は、「中卒」「高卒」といった10代から働いていた国といえます。
いまはどうでしょうか?
そもそも中卒・高卒でどれだけの企業が雇ってくれるのでしょうか?
そういう時代背景の違いがわかります。

そして、1990年代には高卒者が急減しているのがわかります。
働き方のシフトチェンジが行われたといってもいいでしょう。
そこからのGDP推移です。

1990年代からの名目GDPの推移を見ますと、日本には現状維持バイアスの力が働いていると考えることができます。
今の日本経済を支えている、2017年時点で60歳以下の所謂働き世代たちが変化を嫌っているということがいえるのかもしれません。

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