在職老齢年金について

在職老齢年金とは

在職老齢年金とは、老齢厚生年金の受給開始以後も会社勤めを続ける人が厚生年金保険の保険料を支払いながら受け取る年金のことです。老齢厚生年金は働きながら受け取ることができますが、収入に応じて減額または停止されます。
在職といっても、厚生年金保険に加入しない嘱託やパートタイマー的な働き方をする場合は在職老齢年金の適用はありません。

在職老齢年金の仕組み

在職老齢年金は、給与(≒総報酬月額相当額)と年金月額(≒基本月額)とに応じて調整される仕組みになっています。従来、60歳台前半と後半以降の在職老齢年金の仕組みは異なっていましたが、2022年(令和4年)4月より、両者の支給停止の基準等は統一されており、現在は年齢にかかわらず同一の考え方で年金の支給停止額が計算されることになります。

なお、厚生年金保険は在職していれば69歳までは被保険者となりますが、70歳以降は原則被保険者とはなりません。ただし、70歳以降も在職している限り、在職老齢年金の仕組みは適用されることになっています。

60歳以降の在職老齢年金

(基本月額+総報酬月額相当額ー47万円)÷2

厚生年金保険に加入しながら老齢厚生年金を受ける60歳以上の方は、基本月額※1と総報酬月額相当額※2 に応じ、年金額が支給停止※3(全部または一部)される場合があります。

※1 年金額(年額)を12で割った額。共済組合等からの老齢厚生年金も受け取っている場合は、日本年金機構と共済組合等からの全ての老齢厚生年金を合わせた年金額を12で割った額。
※2 毎月の賃金(標準報酬月額)+ 1年間の賞与(標準賞与額)を12で割った額。
※3 共済組合等からの老齢厚生年金も受け取っている場合は、全ての老齢厚生年金に対する支給停止の総額をそれぞれの老齢厚生年金の年金額に応じて割り振り算出します。


 
(出典)日本年金機構「在職老齢年金の支給停止の仕組み

在職老齢年金と公的年金の繰下げ

老齢基礎年金や老齢厚生年金を繰下げした場合は増額されますが、在職老齢年金により減額された部分は、増額されません。

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