国民年金の強制加入と任意加入について
国民年金
日本国内に住む20歳上60歳未満の人は、すべて国民年金の被保険者となります。
第1号被保険者は、自営業者など、第2号被保険者・第3号被保険者でない人すべてです。
「2017年度国民年金被保険者実態調査」によると、第1号被保険者の就業状況は『自営業者16.5%、パート・アルバイト・臨時が31.4%、無職34.2%』等となっています。
老齢基礎年金
年間816,000円(2024年度,月額68,000円)
国民年金保険料
16,980円(2024年度)
※制度上の上限は17,000円
※制度上の上限は17,000円
強制加入
日本国内に住む原則20歳以上60歳未満の人
任意加入
国民年金は、60歳時点で受給資格を満たしていない人や年金額を増やしたい人のために「任意加入」の制度があります。
任意加入には、次の2つのパターンがあり、目的が異なります。
①60~65歳になるまでの任意加入
●受給資格期間を満たすため
●老齢基礎年金の年金額を増やすため
②65歳~70歳までの任意加入
●受給資格期間(原則10年加入)を満たすため
●受給資格期間を満たすため
●老齢基礎年金の年金額を増やすため
②65歳~70歳までの任意加入
●受給資格期間(原則10年加入)を満たすため
注意点
●老齢基礎年金を繰り上げ受給している場合は、任意加入できません。
●特別支給の老齢厚生年金受給中でも、厚生年金の被保険者でなければ任意加入できます。