公的年金のマクロ経済スライドについて
公的年金で「マクロ経済スライド」という言葉が使われていますが、「これって何?」って感じではないでしょうか。
現在生まれている世代が年金を受け取ることを考慮し、概ね100年間、年金財政の収支バランスを調整しながら今の年金額を抑えていきましょう
という考え方です。
この調整は財政均衡が図られるまでとなり、現実的にいつまでかは不明です。
仕組み
現役世代数(少子化問題)と高齢者数(長寿による年金給付増)のバランスからスライド調整率を設定し、毎年の改定率を決めていきます。