住宅購入前に知っておきたいこと
ほとんどの人の人生にとって、最も大きな買い物になるが「住宅」です。
住宅の価値は、「土地」(流通市場)と「建物」(築年数と再建築価格)の合計です。
住宅の耐用年数はどれほどでしょうか?
住宅の耐用年数について
法定耐用年数とは、減価償却資産が利用に耐える年数のことで、法定耐用年数が過ぎると税務上の資産価値がゼロになります。
寿命とは異なりますのでご注意ください。
寿命については、どのように使用されていたか、メンテナンスはどうだったか、海の近くなのか、日光が照りつけるところなのかといった環境も影響してくるようです。
実際、長持ちしています。
マイホームなどの非事業用は、耐用年数の1.5倍となっています
つまり、木造住宅であれば「22年」が「33年(22×1.5)」になります。
リフォームにかかる費用はどう想定しておくか
マイホームは購入後にも様々な費用がかかってくると言われます。
確かに以下のようなことは想定できます。
①キッチン
②トイレ
③浴室
④給湯器
⑤屋根や外壁塗装
⑥バルコニー防水パン本体交換
賃貸物件とは異なる考え方により、忘れがちな将来の必要資金計画も忘れないようにしたいですね。
資金計画において、家計状況の推移は?
賃貸に住んでいて、家を購入しようと考えている場合、家計全体のキャッシュフローを見て、人生の途中で貯蓄がゼロになるかどうかを確認しておきましょう。
そのうえで、
収入に占める住宅関連費の比率は高くないか?
持ち家購入時の頭金の入れすぎで途中貯蓄がなくならないか?
繰上げ返済のし過ぎではないか?
生命保険やつみたてNISA、確定拠出年金など、金融商品への支出が多すぎではないか?
といった資金ショートが起こらないかを見ておきましょう。