マンション維持費の修繕積立金には注意しておこう
マンション購入には、ローン以外に「管理費」や「修繕積立費」「駐車(駐輪)場代」等の維持費が別途かかってきます。
注意しておく必要があるのが「修繕積立費」です。
修繕は、軽微な破損を修繕する「修繕」と「大規模修繕」があります。
こちらは値上がりしていく可能性があり、20年30年と経過していくと当初よりもとんでもないほどの金額になっている可能性も否定できません。
マンションによっては、住宅ローンを払い終えた頃には戸建てが買い替えできるほどの累計額になっている場合もあるとか。
我が家を改修するのとは別の資金となりますので、しっかりと長期の資金計画を組んでおきたいところです。
2021年9月の長期修繕計画作成ガイドライン(国土交通省)によりますと、長期修繕計画は30年以上で計画することとなっていますが、義務ではありません。
実際に伺った話ですが、しっかり管理しているマンションなどは、その価値を維持するために修繕積立金が一定年数で上がっているところもあり、その負担がきつくて引っ越しをされているというケースもあります。
そうなると、減った住人で負担していくことになり、負担が増すという悪循環も。