先進医療について
先進医療技術の種類
2019年2月1日現在、93種類があります。
(厚生労働省発表)
先進医療とは
高度な医療技術(医療技術の認定)・施設基準(実施機関としての認定)を満たしたものと厚生労働大臣が定めたもので、一定の効果と安全性が確認された最先端の医療技術です。
※対象の技術での療養を実施している医療機関であってもどこでも先進医療として認められるわけではありません。
一般の保険診療の場合と比べて、「先進医療に係る費用」を負担することになります。
①「先進医療に係る費用」は、患者が全額自己負担することになります。「先進医療に係る費用」は、医療の種類や病院によって異なります。
②「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われます。
つまり、一般保険診療と共通する部分は保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うこととなります。
③「先進医療に係る費用」の部分は、高額療養費制度が適用されません。
先進医療A
・未承認、適応外の医薬品、医療機器の使用を伴わない医療技術
・未承認、適応外の対外診断薬の使用を伴う医療技術等であって検査薬等の使用による人体への影響が極めて小さいもの
先進医療B
・未承認、適応外の医薬品、医療機器の使用を伴う医療技術
・未承認、適応外の医薬品、医療機器の使用を伴わない医療技術であって、医療技術の安全性、有効性等に鑑み、その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要するものと判断されるもの
費用について
※上記費用は、厚生労働省/第38回先進医療専門家会議資料「平成27年度実績報告(平成26年7月1日~平成27年6月30日)」より試算した概算になります。
※先進医療の費用は、医療の種類や病院によっても異なります。
先進医療を受けたい場合は?
本人が希望していることが前提です。
まずは、治療を受けている主治医に相談してみましょう。
また、患者が先進医療を行っている病院に電話やメールで直接問い合わせをすることもできます。