過去5年の投信リターン実績

過去5年間の運用実績がある3341本の投資信託のうち、リターンが3%以上だったのは434本(13.0%)という低レベルな世界観が分かる記事がありましたので是非ご覧ください。

日経新聞電子版(2020年7月22日)
株価は本当に上がるのか 専門家の見立てに反論
(編集委員 前田昌孝氏)

上記記事に下図が掲載されていました。

 
備忘録として、記します。(枠内引用)

金融庁はホームページで年率3%のリターンを前提に積み立て投資などの成果を試算している。しかし、6月末現在で過去5年間の運用実績がある3341本の投信のうち、リターンが3%以上だったのは434本(13.0%)にすぎない。公的年金積立金の01年度から19年度までの19年間の収益率は、運用手数料を差し引く前でわずか年率2.58%だった。個人はここから1%程度の運用手数料を引く必要がある。

 
以前、弊社が行ったセミナーでも公的年金(GPIF)の運用実績について同じようなことを話したことがありましたが、このような事実を伝える専門家はもちろん、記者さんやライターさんはほとんどいません。

現在は、とにかく人類史上初の超金融緩和が長期間行われていることにより、株高が演出され、超富裕層~富裕層に対して恩恵がもたらされています。
この副作用が将来、普通の人々に対して重くのしかかってくるのは間違いないでしょう。

日本銀行の総裁、副総裁はじめ、金融政策を決めている日銀のメンバーは、選挙で選ばれた人たちではありません。
彼ら彼女らが何十兆、何百兆円という資金を操作していることが許されていいのかどうか、国民は考えないといけないと思います。
 

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