第一号被保険者の方は毎月10万円は貯蓄しよう
独立の条件のひとつに「毎月10万円」貯蓄を
仮説を立てましょう。
日本で老後生活が大きく不安になるのは「国民年金のみ受給者」です。
理由は簡単です。
その受給額が少ないからです。
~主な都道府県別、年金受給者数と平均年金月額~
(出典)厚生労働省「平成27年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
この表からもわかるとおり、国民年金の平均月額受給額は全国平均で5万5千円です。
厚生年金の1/3ほどです。
逆に、受給対象者数においては、厚生年金の倍ほどです。
ここにポイントがあります。
前提として、
国民年金受給者は厚生年金受給者と比較して保険料負担は少ないです。
かつ、10年程度受給すれば保険料負担額を上回るほどの年金を受け取ることが可能です。
従って、
重要なのは第2号被保険者と同じように、現役時代にそれ相応の金額を老後資金のために負担することです。
積極的に!
その負担は自分自身で強制的に行わなければなりません。
その目安として、ご提案するのが
月額10万円の貯蓄です!
これができるかどうかを独立の条件にするのも良いでしょう。
強制的にできないのであれば、厚生年金事業者になることも検討しましょう。
つまり、
厚生年金の”力”を使うことを考えましょう。