投資における「複利効果」はうまい話でしか使われていない

複利の説明がそもそも・・・(・△・)

複利というのは、

利息にも利息がつくのでお金が雪だるまのように増加していきます。

 
このような説明がされています。
そもそも
このような説明が投資においてされていること自体、投資初心者を誤認させることになります。

利息にも利息がつく
お金が雪だるまのように増加

 
固定金利商品で説明されているのなら確かにそうなるでしょう。
いえ、
数学の授業で語られているのならそういう話で大丈夫でしょう。
しかし
これが”投資”でされています。
複利について、正しい知識を持っていない投資初心者が大勢いるのも納得です。

投資における複利の説明はこうでないといけないでしょう。

複利というのは、

変化したあとの数字に対して、次の変化率が影響を与えて変化していくことです。
 
したがって、

マイナスの変化率が起こった場合には、それなりのマイナスリターンになることを想定しておかなければなりません。

 

複利ってこういうことです

100万円投資をしました。「+10%」のリターンがありました。
「110万円」(100万円×1.1)
次に、「-10%」のリターンがありました。
「99万円」(110万円×0.9)

これが複利計算です。
投資をすすめる業者はこのようなことは教えません。
教えるのは、
常に「+10%」のリターンが起こり続けるという神業シミュレーション(※)です。

(※)
株価のリターンが正規分布するという前提の場合、「+10%」(同じ率)のリターンが10年続く可能性は「0.1%」です。

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