平均値(≒期待値)は多数派にとっては無意味
多数派にとって、平均値はなかなか手が届かない水準のものです。
『皆が平均を上回ることは不可能』でも述べていますが、投資の話では平均値、つまり期待リターンの水準が普通にできるかのように蔓延されています。
金融リテラシー?
倫理リテラシー?
投資を必死にすすめる某某、いったいどうなっているのでしょうか?
10人います。
1人が1億円持っています。
9人が100万円持っています。
平均額は?
1人が1億円持っています。
9人が100万円持っています。
平均額は?
1千90万円です。
平均(期待リターン)を上回っているのは1人だけです。
このケースでは、中央値も最頻値も100万円です。
リスクがあるものの期待リターンは、その参加者の半数以上は達成できません。
これが基本リテラシーです。
しかし、この基本中の基本リテラシーを語っている投資をすすめる某某は見あたりません。
コンプラ面からも残念ではあります。
ただ知らないのでしょう。
「〇年〇%で複利運用で〇万円」という説明する某某には気を付けましょう!