リスク管理のためにリバランスはおかしいのでは?
もともと「株式50:債券50」の比率で運用を開始しました。
運用で増加した株式を売却(65⇒50)し、債券を買い足して(35⇒50)、比率を元にもどしましょう。
これをリバランスといいます。
これは
資産の一部を利益確定する
利益が出た分に対して課税される
買い足しによる販売(購入)手数料の負担が生じる
ということになります。
ここで、新たな疑問が生じてきます。
よく強調される複利効果の説明とは矛盾する行為
ノーロードでなければ、また新たに手数料負担がかかる
ということになります。
このリバランスをすすめる情報発信元はどこかということです。
”おかわり営業”のためのセールストークのひとつだと言えます。
リスク管理のためであれば、
利益確定
損きり
を行い、キャッシュ・ポジションの比率を高めることです。
つまり、
大切な資金をずっと”リスクに晒さない”でいることのほうが大切なのではないでしょうか。