老齢年金の受取開始年齢による“手取”受取額・累計額の比較シミュレーション

老齢年金を繰上げ・繰下げ、どちらがいいのか、頭で考えても分からないのではないでしょうか。
巷間、新聞やニュース等では老齢年金の額面によるシミュレーションが行われ、「人生100年時代、公的年金はできるだけ繰下げたほうが良い」といった情報発信が徐々に増えてきています。
しかしながら、それらの情報には年金の繰下げにより税や社会保険の負担増といったマイナス面(高額療養費制度への影響や医療窓口負担、介護保険の自己負担割合への負担増のインパクト)が語られていないようです。
実際には、年金の繰上げ・繰下げは手取ベースで考えていくことが重要です。

老齢年金の受取開始年齢による“手取”受取額・累計額の比較シミュレーション

シミュレーションより分かること
*60歳から繰上げ受給した場合、65歳からの受給に逆転されるのは80歳です。
*70歳まで繰下げし、そこから受給した場合、65歳からの受給を逆転するのは81歳です。
*75歳まで繰下げし、そこから受給した場合、65歳からの受給を逆転するのは87歳です

このようなことを含め、あなた自身のライフプラン・キャッシュフロー表を作成していくことで、あらゆるセルサイドに過度に不安を煽られずに的確な判断をし、最悪な場合にある「うまい話に騙されない」ようにしていきましょう。

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