リスクを取りたくない層にもリスクを促す動き

老後に金銭的な不安を持っている人は世界中にいますし、ごく普通の感覚です。
近年、「近い将来やってくる老後生活へ向かって資金を十分準備できないのではないか」「日銀が掲げる2%物価上昇にあなたの金融資産はついていけずに目減りするのではないか」等のある意味煽りによって、普通の人々にリスク性資産への投資を促す動きが活発です。

本来、そこで語られるべき「リスク」とは、

投資期間1年に対する期待リターンのブレ

 
のことになりますが、普通の人々が感じているリスクは、金融投資へのリスク以前に

自分自身の生活において、生活資金が枯渇してしまう

 
ことではないかと思います。
不安への煽りによって、重要な判断ができなくなっていることがままあると思います。
だとすると、普通の人々が行うべきことは、言われるがままにリスク性資産への投資をすることではなく、

自分がリスク性資産への投資をして失敗してしまい、その結果、生活の水準を落とすことになるかもしれない

 
ということと

そのリスクを自己責任原則として負い、リスク性資産への投資をしていく

 
という自分の意思の確認と将来キャッシュフローの確認なのではないでしょうか。

その確認に役立つのが、ライフプラン・キャッシュフロー表の作成です。

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