怪しくないか!?長期積立投資の複利運用話
- 2020年08月17日
- カテゴリ:お知らせ
下のグラフをご覧ください。長期積立投資による複利運用話の信頼度より
毎年50万円の積立投資を100年間、5%複利運用していった場合のシミュレーションです。
100年後の評価額:約13億円

緑のライン・・・投資元本
赤のグラフ・・・複利運用結果
皆さんがよく聞かれたり見たりすると思いますが、主に投資初心者に対して「積立投資30年、5%複利運用でこうなる!すごいでしょう!金利を味方につけましょう!複利を味方につけましょう!」と行われている説明の100年ものが上のグラフだということです。
30年の話が正しいのなら50年、100年、200年も同じ動きになります。
わかりやすく言いますと、国(公的年金運用)や金融機関(銀行・生保)がこれをやると日本人の将来は安泰のはずです。
しかし、残念ながら弊社では常々「この説明は半分は大ウソ」だと主張しています。
ウソでない半分は「数学の計算であれば」、「固定金利のシミュレーションであれば」とお伝えしています。
上のような図を使って積立投資を説明している金融業界はコンプラ上不適切だと思わないのか不思議でなりません。
弊社では、以下のようなシミュレーションを駆使し、真実をお伝えしています。
※1億円未満、20億円超・・・少ない度数のため省略しています
いかがでしょうか。
投資元本の5千万円が13億円(期待リターン)になるという複利シミュレーションの確率は?
もちろん、これがそのままそうなるという話ではありません。
確率のシミュレーションです。
リスク(標準偏差)ある不確実な投資の世界では、確率シミュレーションは重要です。
コロナ禍で「休業と補償はセットで」と言われていますが、同じようなものです。
「不確実な投資は確率とセットで」です。
上図の確率シミュレーションで度数の多い結果になった投資元本5千万円が100年で1億円、2億円、3億円という場合、金利はおよそ1%~3%ですね。
もちろん手数料・税金は考慮していません。
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