アベノミクス

アベノミクスとは

自民党の安倍総裁の経済政策が、アベノミクスと呼ばれています。
”安倍+エコノミクス”の造語です。
具体的には、2012年12月26日より始まった第2次安倍内閣において、安倍首相が表明した”3本の矢”を柱とする経済政策のことです。
政策の最大目標を経済回復と位置づけ、デフレ脱却を達成するために日銀法の改正まで視野に入れたことで国内外で注目を集めています。

アメリカのレーガン大統領(1981年-1989年)が掲げた経済政策が、「レーガン(Reagan)」の名と、経済を意味する英語「エコノミクス(economics)」を組み合わせた造語「レーガノミクス(Reaganomics)」と呼ばれて流行しました。

*三本の矢
一本目の矢
「大胆な金融政策 (金融緩和)」
バブル崩壊以降の20年間における不況の最大要因をデフレと捉え、デフレ脱却を目指すべくインフレターゲットの導入を決定。そのために、これまで独立性が重視されてきた日銀に対して、日銀法の改正も視野に入れた上で2%の物価目標を掲げるよう働きかけ、その目標が達成されるまでは無制限の量的緩和策をとることを決定しました。
日銀が、民間銀行の国債を大量に買い取り、その代金を民間銀行に払うというやり方。
二本目の矢
「機動的な財政政策 (財政出動)」
政府は2013年1月15日、過去2番目の規模となる13兆1千億円の補正予算案を閣議決定しました。内訳は、東日本大震災の復興費を含む”復興・防災対策”に3兆8千億円、通学路の安全対策など”暮らしの安全・地域活性化”に3兆1千億円、さらに再生医療の実用化支援など”成長による富の創出”に3兆1千億円となっています。
公共事業で人に仕事を与えるというやり方。
三本目の矢
「民間投資を喚起する成長戦略」
産業競争力会議において7つのテーマ別会合を開き、2013年6月をめどに具体案をまとめるとした。7つのテーマは以下の通り (1.産業の新陳代謝の促進 2.人材力強化・雇用制度改革 3.立地競争力の強化 4.クリーン・経済的なエネルギー需給実現 5.健康長寿社会の実現 6.農業輸出拡大・競争力強化 7.科学技術イノベーション・ITの強化)

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